WindowsとMacの混在環境でのファイル共有お客様への導入事例をご紹介します。
CloudyⅢ NAS Arcserve ReplicationモデルとAcronis Files Connectの導入事例
■ご導入製品
・CloudyⅢ V4 NAS/Windows 2016 2U Arcserve Replicationモデル
・SmartNAS2 1U/Windows 2016 Arcserve Replicationモデル
・Acronis Files Connect
今回、ご導入にあたりご選定にご尽力いただいたご担当者様にお話を伺いました。
■ご導入前の課題
日々の業務ではWindowsとMacの混在環境でファイル共有を利用していますが、数多くの課題を抱えており、主に次の3つのことをあげられました。
・ファイルのアクセス権がWindows、Macでそれぞれ異なるため、アクセス権の管理がとても大変
・Macの検索機能Spotlightがこれまでのファイルサーバでは利用できない
・ファイルサーバがLinux OSであったため、設定、操作、管理にとても苦労していた
■ご導入理由
課題を解決できる製品としてニューテックから紹介された製品を検討し、リプレースに伴う費用、技術支援、以前より弊社製品をご利用いただいていたこともあり、メーカーとしての品質、サポートの充実度をご考慮いただき、採用に至りました。
導入のポイントは以下をあげられました。
・Acronis Files Connectの利用でMacのSpotlight検索が利用できるようになった
・ファイルサーバのOSがWindowsのため、設定、操作、管理が非常に簡単になった
・バックアップ機器が遠隔地にあるため、Arcserve Replicationの機能による帯域制御、スケジュールによるレプリケーションが実現できた
・導入前のニューテックによる綿密な設計書の作成、データ移行支援、導入後のサポートが非常によかった
■導入後のご利用状況について
ファイルサーバのご利用状況について、以下のようにお話してくださいました。
ファイルサーバのアクセスは数十人程ですが、多い時は全体で100人以上の利用があります。昼夜問わず24時間利用しているため、遠隔地へのデータ転送もArcserve Replicationによる帯域制御を利用して、夜間でもネットワークの負荷をかけず、業務に影響が出ないようにしています。
ファイルのアクセス管理もWindows側で一元管理できており、これまでのようなアクセス権によるトラブルは回避できるようになりました。
導入したCloudyⅢ NAS、SmartNAS2は、いずれも高スペックで非常に安定して利用できています。
■今後のニューテックに期待すること
社内とテレワークに対応したファイルサーバのリリースに期待しています。
(Arcserve Replicationについて)
Arcserve社にて提供しているデータを複製するソフトウェア製品です。
(Acronis Files Connectについて)
アクロニス社のソフトウェアで、Windows Server にファイル共有のSMBとAFPの混在環境を提供可能とする製品です。
(2022/2/14)
関連リンク |
CloudyIV NAS/Windows 2019 SmartNAS2 1U/Windows 2019 Acronis Files Connect |