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株式会社ヒスコムお客様への導入事例をご紹介します。

-Supremacy RAIDをVMwareのバックアップデバイスとして導入-

株式会社ヒスコム様

 

株式会社ヒスコムは本社を富山県に構える情報システムの企画・設計・調査・開発・販売、情報セキュリティに関するハード、ソフトウェアの提供とコンサルティングなどのソリューションを提案・実施している会社です。北陸コカ・コーラボトリング株式会社の100%出資の情報システム子会社と言う事もあり自動販売機顧客支援システムや物流管理システムなどグループ会社向けのシステムを得意としますが、外販にも注力しOracleなどのデータベース構築やVMwareを使ったシンクライアントの導入など数多く手がけています。

 

導入製品

 

2010年4月にニューテックの外付けストレージ、Supremacy FC RAID(NSP2T16SA3U/OP4C-H)を導入していただいたのは富山県高岡市にあるグループ会社です。

「同グループ会社に対しVMwareを用いた仮想化サービスを提供しておりますが、その仮想環境のバックアップをどうするかが課題でした。当初はVCBで取得したバックアップを最終的にテープ装置で書き込んでおりましたが台数が増えてくると全てのバックアップを取得することが困難になりました。

そこで、ストレージに直接保存することを計画し現在ではVDRによるバックアップ用ストレージとして主に利用させていただいております。」とシステム部第二企画グループ西村様よりお話を伺いました。

 

ニューテック製品採用の理由

 

渡辺取締役システム部部長様

「まず、必要用件としては大容量で安価であること、安価でありながら性能と信頼性も確保したいという思いがありました。他社のストレージも当然検討いたしましたが、最もバランスが取れていたのがニューテック社のストレージでした。以前にも弊社ではニューテック社のストレージを導入しており、信頼性という点においても不安はありませんでした。また、自社でハードウェア、ファームウェアの開発をされており、万が一予期せぬ障害が発生した場合でも充実したサポート体制で解決できるとのお話もあり、導入することにいたしました。」(渡辺取締役システム部部長様)

 

運用について

 

上からブレードサーバ、DS3400×2台、Supremacy RAID、DS3400

「導入後のサポートも充実していると感じます。特に驚いたのが、重要なファームウェアのバージョンアップ情報がメール通知されてきたことです。通常は、障害発生のタイミングあるいはウェブサイトの情報を自分から入手するのが原則だと思っていたのでユーザーを大切にしていただいており、感謝しております。ストレージのパフォーマンスについて見ることができれば良かったと思いますが管理ツールも扱いやすく、不満な点はありません。」と運用を担当されているメンテナンスサービス部CEセンター水野様がお話してくれました。確かにSupremacy RAIDシリーズは自身でパフォーマンスを計測することができません。貴重なご意見をお伺いましたので、さっそく戦略マーケティング室にフィードバックさせていただきました。

 

今後

 

今回はニューテックのソリューション営業部と富山の本社システム部で商談を進め本社サイドで製品の選定、導入をしていただきましたが、実はヒスコム様の東京事務所はニューテックの本社ビルと2ブロック程しか離れていない場所にありそちらの営業部の方々とも密に情報交換させていただいています。2011年3月11日に発生した東日本大震災で日本全土が多くの悲しみに包まれました。震災により東京でも自宅待機となった会社が複数ありましたが、ヒスコム様の導入したシンクライアントをお使いのお客様では業務を停滞させることなくおこなうことができたと伺いました。今後、シンクライアントが注目されるでしょうが、今回と似たようなシステムで協業させていただけるよう営業的、技術的にフォローアップさせていただきたいと思います。

 

システム概要

(2011/4/26)

 

関連リンク
SupremacyⅢ RAIDシリーズ