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Windows OS サポート情報

ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)に関して

■概要

本書では、Windowsのボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)について記載しています。 ご利用する際の注意点、推奨の設定についても併せて記載しています。

■対象OS

Windows Server 2016
Windows Storage Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server IoT 2019 for Storage

■内容

VSSでは1ボリューム(例:Dドライブ、Eドライブ)あたり最大 約64TBまでのボリュームを標準で64世代までデータを 保護することができます。
なお、ご利用につきましては、下記のような不具合の報告頂いております。

①取得したVSSの履歴が削除されてしまう不具合。
(マイクロソフト公式 https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/askcorejp/12390)

③I/O 負荷によりが取得済のVSSが削除されてしまう不具合
(マイクロソフト公式 https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/askcorejp/volsnap-25)

④VSS で使用される領域がシャドウ コピー作成用に割り当てられている記憶域の設定値を超過した場合、 シャドウ コピーの記憶域の拡張が間に合わず、過去のシャドウ コピーが削除される問題。
(Arcserve公式 https://support.arcserve.com/s/article/202188229?language=ja)

上記問題への対策には以下の対応が非常に有効です。

■対策

下記に記載する順に切り分け作業を行って下さい。

1.VSSで保護する対象ドライブと保存する領域を別のドライブに設定する。
例)
保護対象:Dドライブ
VSS保存先:Vドライブ

2.VSSで保護する対象ドライブと保存先のドライブ NTFSアロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)を16K以上にする。
例)
保護対象:Dドライブ(アロケーションユニットサイズ:64K)
VSS保存先:Vドライブ(アロケーションユニットサイズ:64K)

3.CPU、メモリを増設する。
2CPU モデル、およびメモリ増設オプションをお求め下さい。2CPUモデルは ニューテック製品情報サイト、もしくは、下記の宛先までお問い合わせください。

お問い合わせ先
技術部 システム技術課
メールアドレス:sales_a@newtech.co.jp

4.アクセス頻度の高い時間帯や負荷の高い処理が実行される時間帯を避けてVSSジョブをスケジュールする。

市販されているWindows対応のバックアップソフトは、VSSを使用して、バックアップを取得する製品が多く存在します。 VSSの取得時間とバックアップ取得時間が重なると競合がおきてしまい、VSS、もしくはバックアップに失敗する場合があります。

(参考資料)
ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)の仕組み(マイクロソフト 公式サイト)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/file-server/volume-shadow-copy-service