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iX(イクス) サポート情報

仮想メモリ―の設定変更について

■概要

iXのOSはLinuxベースで開発されており、ファイルシステムはXFSを採用しています。
ファイルシステム(XFS)は仕様として、メモリーを多く使用する傾向にあるため、空きメモリーを多く確保しておく必要があります。
本書では、仮想メモリ―[min_free_kbytes]の設定変更方法について記述しています。

■影響のあるiXバージョン

V7.0 All

■対象製品

CloudyⅡ iXモデル(LC含む)
CloudyⅢ iXモデル(LC含む)

※2019年9月以降に出荷された製品は、出荷時に設定済であるため、対処不要です。

■問題

iXでは、スナップショット、データ複製、レプリケーションなど様々な機能を標準で実装しています。ご利用方法によっては、メモリーが枯渇してしまい、システムが不安定になる恐れがあります。

■解決/回避

仮想メモリー[min_free_kbytes]のパラメーターを変更することで、システムの安定性を図ることができます。


※このパラメーターを設定する際には注意してください。下記に記した値以外を設定した場合、機器に損害を与える可能性があります。
※設定後、OSの再起動が必要になります。
※本書ではiX V7.0up66のバージョンを例にしています。


(設定手順)

①iXの製品にキーボード、モニターを接続し、コンソール画面が表示されることを確認します。

②キーボード[ctrl+alt+w]を同時に押すと、下記の図のように警告メッセージが表示されます。[Yes]を選択して、次に進みます。

③ログインするには管理者パスワードが必要になります。
デフォルトパスワード:admin

④Hardware Configuration menu が表示されます。

⑤Virtual memory を選択します。

※項番はOSのバージョンによって異なる場合があります。

⑥Virtual Memory sysctl parameters(仮想メモリーのパラメーター)になります。
[min_free_kbytes]を選択し、[Edit]を押します。

⑦パラメーターの設定[min_free_kbytes]の値を下記の数値に変更します。
変更:500000(ゼロ5つ) ⇒ 入力後、[Apply]を押します。

⑧Parameter saved successfully が表示されることを確認し、[OK]を押して下さい。

⑨設定の反映には、OSの再起動が必要となります。 コンソールのTOP画面より ctrl+alt+k を押すことで、OSの再起動を行えます。

以上で、[min_free_kbytes]のパラメーター設定は完了です。

記載日:2019/12/03