iX(イクス) サポート情報
V7.0up16 or 54にアップデート後、AFPのACLが変更される
■概要
iX OS V6.0をご利用頂いている環境にて、V7.0up16、もしくはup54のバージョンにアップデートを行うと、afp接続のACLが変更となります。
※本事象はafpの事象となります。smbは影響ありません。
■影響のあるiXバージョン
V6.0 すべてのバージョン
■対象製品
iX V7.0up16のバージョン
iX V7.0up54のバージョン
■問題
本事象は、OSのセキュリティポリシーの変更に伴い、afpのアクセス権に関するパラメータが変更されました。
V 6.0
afp.conf
file perm = 0777
directory perm = 0777
V 7.0up16 / up54
file perm = 0755
directory perm = 0755
参考:V6.0up99 afp.conf

参考:V7.0up54 afp.conf

■解決/回避
(1)フォルダ、ファイルのACLを変更する場合は、iX管理画面 ⇒ 構成 ⇒ NASリソース ⇒ 共有 ⇒ ACL(アクセス コントロール リスト)にて 設定を行うことで、突然アクセスできなくなったファイルにおいてもACLを付与することでアクセスが可能となります。

(2)iX V7.0up57、60、65においては、V6.0と同様にAFPのACLは777となっております。
OSをアップデートする場合は、V7.0up57以降を適用することで回避できます。
参考:V7.0up57 afp.conf

記載日:2019/07/01
更新日:2019/07/16