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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000025:
CR00404 ~スプールの制限を超過したメッセージについて

■概要

本文書では、シナリオ実行中に、スプール領域が超過した場合、シナリオが停止する事象について記載しています。

■対象製品

Arcserve Replication / High Availability r16.5
Arcserve Replication / High Availability 18.0

■内容

シナリオ実行中にマスタ、レプリカのいずれかで、指定したスプール領域の容量を上回った場合、シナリオが自動で停止致します。

【メッセージ】
CR00404
クリティカル
~スプールの制限を超過しました。 停止中...

スプール ディレクトリ:同期、レプリケーション処理が使用する情報が一時的にキャッシュされます。

【要因】

  • ①レプリケーション間の回線が細く、レプリカにデータを転送するのに非常に時間がかかり、マスタのスプールにデータが溜まり続けてしまい、マスタのスプール領域が超過してしまう。
  • ②マスタの書込み、更新が多いために、レプリカへの適用が追い付かず、レプリカのスプール領域があふれてしまう。
  • ③シナリオが多数存在し、各シナリオが1つのスプール領域を指定している場合。
  • ④スプール領域が小さく、大きいファイルの書き込みに追い付かない場合。
  • ⑤アンチウイルスソフトがスプール領域を除外していない。
  • ⑥同期処理を行っている最中にスプール領域があふれてしまう。
  • ⑦スプール領域をOSのクォータで制限している。または、シナリオの設定において利用制限を設けている。

■回避、対策方法

  • ・対象のスプール領域を拡張し、スプール領域を広げる。
  • ・スプール領域の設定場所を変更し、大きいディスク領域にする。
    ※変更後、同期処理が必要です。
  • ・アンチウイルスソフトのスキャンからスプール領域を除外する。
    ※定時スキャン、リアルタイムスキャンから外してください。
  • ・同期処理の最中は、更新データはすべてスプール領域に溜まります。スプール領域があふれる場合は、領域の拡張を行うか、同期処理中のデータ更新をなるべく控えて下さい。
  • ・クォータによるスプール領域の制限、もしくは、シナリオ設定のスプールサイズの利用サイズを指定している場合は、領域を大きく設定して下さい。

記載日:2020/02/26