For Investors株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼を申し上げます。

2023年度、第42期第2四半期累計期間の連結業績は、売上高が1,782百万円(前年同期比5.5%増)、経常利益は212百万円(前年同期比3.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は158百万円(前年同期比5.9%増)となりました。

当上半期においては、新型コロナウイルス感染症の位置づけが、2023年５月より５類感染症になり、対面での営業活動も増えてまいりました。売上高、営業利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも対前年同期を上回り、製造業の設備投資の持ち直しによりFA関連搭載製品の需要が昨年より引き続き好調に推移いたしました。特定分野向けの製品も順調に推移し、またお客様の課題を解決するソリューション提案型営業の展開も売上に大きく貢献いたしました。
第3四半期以降は、大学・研究機関のお客様へのAI深層学習向け製品の営業活動を強化します。大容量データ重視型のお客様にディープラーニング用途を促すとともに、計算機能やソフトウェア重視型のお客様にも積極的な営業展開を行います。ヘルスケア・監視カメラ・リッチコンテンツ・バックアップソリューション等、特定分野向け製品を市場投入して拡販を目指します。また、技術力を生かしたソリューション提案型営業も拡大してまいります。当社独自開発ストレージコントローラの今期リリース予定もあり、今後も独自技術の研究に注力して、信頼性が高くお客様の真に求められる製品を開発し、市場に投入してまいります。エネルギーコストの高騰、為替水準の急激な変動等の諸要因によりまだ不透明な状況が続きますが、引き続きサプライチェーンマネジメント改革を推進、製品供給継続に注力するとともに製品の品質向上に努め目標達成に向けた取り組みを強化してまいります。

株主の皆様におかれましては当社の今後にご期待いただくとともに、温かいご支援を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

2023年10月
代表取締役社長　早川広幸

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