FAQよくある質問をご紹介します。
- W08-02 VSSで保護する対象ドライブのアロケーションユニットサイズを拡張する
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- ・目的
この対策はVSS処理における処理量を軽減する事で実行時に発生するサーバ のCPU、Memory、Diskへの負荷を軽減し不具合の発生を抑制します。
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- ・アロケーションユニットサイズ確認方法
1.ボリュームのプロパティからツールタブを選択します。
2.最適化」ボタンをクリックします。
3.対象のボリュームを選択し「分析」ボタンをクリックします。
4.ポップアップが表示されますので「レポートの表示」ボタンをクリックします。
5.ボリューム情報から”クラスタサイズ”を確認します。※『アロケーションユニットサイズ』と『クラスタサイズ』は同義です。 この値が大きい場合、ディスク上には『クラスタギャップ』と呼ばれる無駄な領 域が大きく生じますが、『クラスタサイズ』が小さい場合、管理するクラスタの 数が多くなり該当のボリュームに対するアクセスに時間が掛かるようになります。 最適値の選択には運用環境に応じた調整が必要です。
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- ・アロケーションユニットサイズ設定手順
1.マイコンピュータを右クリックし、管理を選択します。
2.ディスクの管理を選択します。
3.対象のボリュームを右クリックし、「新しいパーティション」を選択します。※この時、既存のパーティションが存在する場合は削除する必要があります。
パーティション上のデータは削除されますので重要なデータは予め退避して下さい。4.ウィザードが起動しますので画面指示に応じて設定を進めます。
5.アロケーションユニットサイズを設定します。
※アロケーションユニットサイズの規定値はWindows 2003シリーズでは4096B、 Windows 2008シリーズでは16KBに設定されています。 -
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