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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000064:同期と同期完了直後の動作について

■概要

同期中の動作に関して記述します。

■対象製品

Arcserve Replication/High Availability 16.5
Arcserve Replication/High Availability 18.0

■内容

【同期】
Arcserve RHAでは、複製元(マスタ)と複製先(レプリカ)でデータの差分をすべて一致させる必要があります。このプロセスを同期と呼んでいます。

・同期開始

9:00 同期開始
バックグランドでマスタのスナップショットを作成。この時間までのデータは同期処理扱い。
9:01 この時間以降にマスタの変更分はすべてスプール領域に一時保管される。

・同期完了

同期処理完了後、スプールに溜まったデータから更新処理が行われる。
※この間のデータ変更分もスプールに蓄積されます。

・レプリケーション

スプール領域のデータが空になると、変更分のデータは直接レプリカ側のデータ側に反映されます。(通常のレプリケーション)

記載日:2021/06/17