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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000056:ER00001 スプールから削除できません。:アクセスが拒否されました。(5)

■概要

Arcserve Replication/High Availability(RHA)でレプリケーション中に出るER00001のエラーについて記述しています。

■対象製品

Arcserve Replication/High Availability r16.5
Arcserve Replication/High Availability 18.0

■内容

このエラーが出力される要因として、Arcserve RHAでは、マスタ(複製元)とレプリカ(複製先)のスプール領域は、シナリオ実行中に同期やレプリケーションが使用するファイルが一時的にキャッシュされますが、スプール領域内に作成されたファイルは、不要になったものがArcserve RHA エンジンが自動的に削除します。
そのため、正常にファイルの複製が完了後は、スプール領域内は通常は空の状態になります。
しかし、スプール領域内に作成されたファイルがウイルススキャンなどによりファイルがロックされると、Arcserve RHA エンジンが削除に失敗して以下のようなエラーが記録される場合があります。

【エラーメッセージ例】
ER00001 79 エラー 172.16.91.4 2021/02/09 11:35:37 ファイル s:/spool/368033393_1/492_1.2 をスプールから削除できません。: アクセスが拒否されました。(5)

■回避・対策

このエラーは、マスタのサーバ側において、スプールのドライブ、または、フォルダをウイルススキャン対象に設定している場合に発生します。
また、Windows Server 2019標準のランサムウェア防止機能 [コントロールされたフォルダーアクセス] → [保護されているフォルダ] にスプールの格納ドライブ、もしくは、フォルダを保護設定している場合でも、同様にER00001エラーが出力されます。
従って、スプール領域はウイルススキャン(リアルタイム、スケジュール)から除外を行うことで、回避することが可能です。

記載日:2021/02/10