Arcserve RHA 技術情報
NAKB000050:EFS暗号化ファイルの取り扱いに関して
■概要
Arcserve Replication/High Availability(RHA)におけるEFS暗号化ファイルの扱いについて記述します。
■対象製品
Arcserve Replication/High Availability r16.5
Arcserve Replication/High Availability 18.0
■内容
EFS暗号化ファイルをレプリケーション(複製)する場合、マスタに書かれたファイルは、暗号化される前のデータを捕捉し、暗号化される前の元データがレプリカへそのまま複製されます。また、同期処理の際は、Arcserve RHAのエンジンのアカウントがEFS暗号化ファイルを復号化できる権限を持っている必要があります。
エンジンのアカウントにEFS暗号化ファイルへのアクセス権限がない場合は対象のファイルの複製はエラーとなり、0KBの空ファイルが生成されるのみとなります。
記載日:2020/11/27