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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000039:相違点レポートの作成について

■概要

本文書では、Arcserve RHAをご利用中に、マスタとレプリカのファイルの相違点を確認する方法について記載しています。

■対象製品

Arcserve Replication / High Availability r16.5
Arcserve Replication / High Availability 18.0

■内容

Arcserve RHAにおいて、ファイルの差分を合致させる方法として、同期処理が存在しますが、シナリオ停止中、レプリケーション中に確認する方法として、「相違点レポートの作成」という方法があります。
このレポート作成は同期処理と同じ処理を行いますが、ファイルのみ転送がされない仕組みです。
この処理の流れは以下のようになります。

1. マスタで VSS スナップショットを生成する。
2. スナップショットから全ファイルの一覧を作成しソートする。
3. 生成したファイル一覧とレプリカのファイルを比較し差分を確認します。
4. レポートの作成が完了する。
5. レプリケーション中に実施した場合は、スプールに溜まった更新データの転送が開始されます。

<注意>

・レポート作成の実行中、同期処理とほぼ同等の負荷がかかります。
・レポート作成完了までには、フォルダ/ファイル数、階層の深さなどに依存し、時間がかかる場合があります。
・レプリケーション中の状態で実行が可能ですが、作成中はスプール領域に更新データが溜まります。
・レポート作成は、できる限り、シナリオ停止中に実施することを推奨します。

【レポートの作成手順】

※本手順では、レプリケーション中にレポートの作成を実行していますが、シナリオ停止中の実行を推奨としています。

1.Arcserve RHA マネージャにログインします。
上記メニューより、ツール → レポート → 相違点レポート をクリックします。

2.レポートの生成において、同期と同じように、ファイルレベルとブロックレベルの選択が可能です。
ファイルサーバーでは、通常ファイルレベル同期になります。ファイルレベル同期を選択して、 [OK] を押します。

3.レポートの生成が開始されると、レプリケーション検証の進行中という表示にかわります。

4.検証中、マスタに更新されたデータはスプールに蓄積されます。

5.レポートの生成は、検証終了とレポートの作成メッセージが表示されます。

6.レポートの確認はメニューから、ツール → レポート → シナリオ レポートの表示をクリックします。

7.Arcserve RHA レポート センターのログイン画面より、ログインを行います。
ユーザ名/パスワード=Arcserve RHA概要ページログインと同じアカウント

8.シナリオ別の使用可能レポート一覧画面より、生成した対象のシナリオを選択します。

9.対象のシナリオを選択すると、下記画面にこれまでに実施した同期処理と検証のレポート一覧が表示されます。

10.生成した検証レポートはタイプ別より確認します。サマリ、詳細のボタンを押すことで、それぞれの検証レポートを確認することができます。

11.サマリのレポート表示例

12.詳細レポート表示例

以上で、相違点レポートの作成は完了です。

記載日:2020/04/24