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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000029:
ER00097 ~ 一時停止できません。~
メッセージについて

■概要

本文書では「一時停止」の設定による、「SuspendReplica」コマンドの失敗に伴い、ER00097のエラーに関する事象について記載しています。

■対象製品

Arcserve Replication / High Availability r16.5
Arcserve Replication / High Availability 18.0

■内容

「一時停止」のタイミングにはコマンド「SuspendReplica」が送信されて、コマンドが規定時間(デフォルト:120秒)内に正しく、相手に到達する場合は、本エラーは発生しません。 120秒を超えても未到達だった場合において、エラーが発生致します。

(エラーメッセージ)
ER00097 ~ 一時停止できません。コマンド SuspendReplica を ~ に送信できません。

【要因】
マスタとレプリカ間のネットワークに、問題が発生している可能性が考えられます。

■回避・対処

本事象が頻繁に発生する場合は、コマンド「SuspendReplica」のタイムアウト時間「120秒」を規定値よりも長くすることで改善できる場合があります。
なお、タイムアウト時間を変更しても、改善が見られない場合、一時停止する時間帯のネットワーク回りを確認して下さい。

※Arcserve Replication r16.5 SP5以降のバージョンでは「CommandTimeout」の設定が可能です。

※Arcserve Replication r16.5 SP5未満の場合、ネットワーク回りの見直し、もしくは、バージョンのアップデートをご検討下さい。

【コマンド「SuspendReplica」のタイムアウト時間変更方法】
1.Arcserve RHAマネージャを起動し、全てのシナリオを停止します。
2.マスタ、レプリカ上で、以下ファイルをメモ帳などで開きます。
Arcserve Replication / High Availability r16.5
⇒C:\Program Files\CA\ARCserve RHA\Engine\ws_rep.cfg

Arcserve Replication / High Availability 18.0
⇒C:\Program Files\Arcserve\RHA\Engine\ws_rep.cfg

3."CommandTimeout"を検索しコメントアウト(# + 半角スペース)を削除、値を任意のものに変更します。

※下記の例では300秒 = 5分に設定しています。

変更前:
# CommandTimeout = 120

変更後:
CommandTimeout = 300

4.マスタ、レプリカのws_rep.cfgを上書きして閉じます。

5.マスタ、レプリカ上でOSの「サービス」画面を起動し"Arcserve RHA エンジン"サービスを再起動します。

上記例は設定の後、「一時停止」などのコマンドの送信後にタイムアウトし、ER00097エラーが記録されるまでの時間が、300秒 = 5分に変更されます。

記載日:2020/02/28