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Arcserve RHA 技術情報

NAKB000022:
ホストメンテナンスのタイムアウト値(30分)について

■概要

本文書では、Arcserve Replication / High Availability(RHA)にてホストメンテナンスを実行した際に、再起動可能となるまでに、時間がかる事象について記載しています。

■対象製品

Arcserve Replication / High Availability r16.5
Arcserve Replication / High Availability 18.0

■内容

OSのパッチ更新などで、再起動を行う必要がある場合、実行中のシナリオを停止せずに、ホストメンテナンスの機能を使用して、安全に再起動を実施することができます。

ホストメンテナンスの実施方法は以下のサイトをご参考下さい。
マスタのホストメンテナンス
https://www.newtech.co.jp/support/arcserve_rha/NAKB000002.php

レプリカのホストメンテナンス
https://www.newtech.co.jp/support/arcserve_rha/NAKB000003.php

この操作では、仮にマスタのホストメンテナンスを実行した場合、マスタのServerサービスを停止しクライアントからの更新を防止すると同時に、 マスタのスプールに存在するジャーナルを送信し差分データをレプリカに適用する処理が行われます。
このいずれかの処理で時間を要する場合では、ホストメンテナンスを実行し再起動の準備が完了するまで既定のタイムアウト30分を経過するまで待ちが生じる場合があります。

■回避、対策方法

このような場合、RHAエンジンサービスの既定タイムアウト値( StopServiceTimeout)30分を短くすることで、再起動の準備完了を早めることができます。

・タイムアウト時間の変更方法
1.RHAマネージャより動作中の全シナリオを停止して下さい。
2.マスタとレプリカの両方のRHAエンジンを停止させます。
Windowsサービス画面より、[Arcserve RHA エンジン]を停止させます。

3.マスタとレプリカのws_rep.cfgファイルをテキストエディタで開きます。
C:\Program Files\Arcserve\RHA\Engine\ws_rep.cfg

4.下記タイムアウト値を1800(30分)変更してws_rep.cfgファイルを保存します。

※ws_rep.cfgをコピーしてバックアップを取得しておくことを推奨します。
※先頭の#(コメント)を削除して値を変更します。
※下記例では、30分⇒10分にしています。秒単位でパラメータをご設定下さい。

 ==変更前==
# StopServiceTimeout = 1800

 ==変更==
StopServiceTimeout = 600

※先頭の#(コメント)を削除して値を変更します。

==変更後==
# StopServiceTimeout = 600

5.マスタとレプリカのRHAエンジンを開始します。
  Windowsサービス画面より、[Arcserve RHA エンジン]を開始させます。

以上で、タイムアウト値の設定変更は完了です。

記載日:2020/02/26