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Cloudy NAS/GLS

販売終了

低コストで大容量のスケールアウト型ストレージ

Cloudy Server Series redhat

  • CloudyⅣ

    2Uサイズ 3.5サイズ 12ベイ

  • CloudyⅣ

    2Uサイズ 3.5サイズ 12ベイ

  • ZettaSuite

    2Uサイズ 3.5サイズ 12ベイ 背面

  • CloudyⅣ

    4Uサイズ 3.5サイズ 36ベイ

  • CloudyⅢ NAS V4/Windows 2016

    4Uサイズ 3.5サイズ 36ベイ

  • CloudyⅣ

    4Uサイズ 3.5サイズ 36ベイ 背面

  • CloudyⅣ
  • CloudyⅣ
  • ZettaSuite
  • CloudyⅣ
  • CloudyⅢ NAS V4/Windows 2016
  • CloudyⅣ
概要
  • Cloudy NAS/GLS は、高コストパフォーマンスなCloudyII 4U 3台にRed Hat® Gluster Storageを設定したスケールアウト型のストレージプラットフォームです。ペタバイトの規模で増大するデータに対しても、優れたコスト効率で保存、管理できるように設計されたファイルとオブジェクトの両方を組み合わせています。
    物理、仮想、クラウドリソースをまたいで継続的なストレージファブリックが提供されますので、お客様はビッグデータ、半構造化及び非構造化データを重荷から資産に変換できます。
    Cloudy NAS/GLSのシステムは、オンプレミス、パブリッククラウド、およびハイブリッドクラウド環境において容易に展開することができ、アーカイブやバックアップ、リッチメディアコンテンツの提供、企業のドロップボックス、クラウドおよびビジネスアプリケーション、仮想およびクラウドインフラストラクチャストレージ、また共存するアプリケーションにより新しく派生したワークロードやHadoopワークロードのようなビッグデータインテンシブなストレージを有する企業ワークロードに最適化されています。
    ・動画、画像、音声ファイルなどのリッチメディアコンテンツ
    ・バックアップイメージやニアラインアーカイブ
    ・ビッグデータ - ログファイル、RFIDデータ、及びその他の機械的に生成されたデータ
    ・仮想マシンイメージ

    Cloudy NAS/GLSはレッドハット社によるテスト、サポート、認証がされています
主な特長
  • Red Hat Gluster Storageの特長:バランスのとれたスケーラビリティと柔軟性

    Red Hat Gluster Storageは、上限のないスケーラビリティを実現するよう設計されていて、データを継続的に使用していても、ストレージを追加したり移動することができます。
    Bit-rotの検出により、そのデータのインテグリティを確保します。
    さらに、Red Hat Gluster Storageの柔軟性をもつスケールアウト型のアーキテクチャによって、ユーザーはシームレスにストレージを増大し、仮想環境の動的なニーズを満たすことができます。
    Red Hat Enterprise Linuxは商用Linuxディストリビューションとして長年の実績を持ち、競争淘汰により消えていった多くのディストリビューションと異なり、長期にわたり真のエンタープライズ用途に適用できる信頼性と堅牢性を保っています。
    CentOSa等無償Linuxパッケージと異なり、メーカーサポートを受けることが可能です。

  • Red Hat Gluster Storageの特長:容易な展開

    ISOイメージは、サーバ上にインストールするかハイパーバイザー(例:Red Hat Enterprise VirtualizationおよびVMware vSphere/ESX)でサポートされるので、迅速に展開できます。

  • Red Hat Gluster Storageの特長:低コストで高パフォーマンス

    Red Hat Gluster Stoargeは、エラスティックハッシュアルゴリズムを利用して、ストレージプールにあるデータを見つけ(ファイル名のハッシュを算出することにより)、障害の一因となるI/Oボトルネックと脆弱性の共通ソースを取り除きます。
    これは大容量スケーラビリティに加えて、ユーザーに低コストでより良いパフォーマンスを提供します。
    また、イレイジャーコーディングによるコスト低減化で、ギガバイトごとに低コストでのアーカイブやコールドストレージの必要容量を低減します。

    企業は、スケールするのが困難な、高額で単一のストレージアレイへの依存を解消することができます。

  • Red Hat Gluster Storageの特長:企業のメリット

    Red Hat Gluster Storageを利用すれば、コモディティハードウェアをデータセンターやハイブリッドクラウド環境にある拡張可能で高性能なストレージとして、数分で容易に展開できます。

  • Cloudy NAS/GLSの概念

    Cloudy NAS/GLSの概念

    Gulsterは大きく分けて、次の3つの概念で構成されます。

    1) ノード(Node)
    ノードはGlusterがインストールされているサーバを示します。
    各ノードには、それぞれGlusterサービスが稼動しており、他のノードとピアを形成することで1つのクラスターとして協調動作します。

    2) ブリック(Brick)
    ブリックはノード上に用意されたGluster用のディレクトリ(フォルダ)を示します。
    Glusterでは、ブリックはファイルシステムと1対1になる様に設計を行い、また、ファイルシステムのタイプはXFSでフォーマットされます。
    ブリックは1つのノード上に最低1つは定義し、複数個作成することができます。

    3) ボリューム(Volume)
    ボリュームは複数のブリックを束ねて形成されます。ブリックを束ねることで大きなデータ格納領域として振舞います。クライアント側から見るとボリュームは、Gluster Native ProtocolやNFS v3などのマウントポイント、およびCIFSの共有フォルダとして提供されます。
    ブリックが多数ある環境の場合、ボリュームは複数定義することができます。
    尚、他のボリュームが利用しているブリックは、ボリュームを定義する際に利用することは出来ません。1つのブリックは1つのボリュームのみ所属します。

    Cloudy NAS/GLSの概念
  • 基本ボリューム構成

    • Cloudy NAS/GLSでは、以下の3タイプのボリューム構成を実現します。
      また、各基本ボリュームを組み合わせて高パフォーマンスかつ高冗長性を持つボリュームを構成できます。


      Dispersedボリューム
      1) Dispersedボリューム
      書き込まれたファイルをストプサイズに分割し、ブリックに分散配置します。
      RAID5のようにパリティーが設定されます。







      Replicatedボリューム
      2) Replicatedボリューム
      複数のブリックで構成し、ブリック間でミラーリングを行います。ボリュームの容量に対し、ブリックの合計容量は倍必要になりますが、片方のブリックが障害などで停止した場合も運用を継続できるメリットがあります。






      Distributeボリューム
      3) Distributeボリューム
      ファイル書込みがあると、構成するブリックのどれかにファイルを配置します。 glusterfsの構成ノードかブリックに障害が発生した場合は、そのブリックの内容は参照できませんが、その他のブリックのファイルは参照することが出来ます。

  • ハードウェアの特長

    Cloudy NAS/GLSにSSDを搭載したニューテックのミラーリングカードを標準装備します。これによりOS部分の冗長性が高くなり、より信頼性が担保されます。

  • ソフトウェアの特長

    単一のグローバルネームスペースディスクとメモリリソースを信頼できる単一のストレージプールに集約します。
    ファイルストレージへのオブジェクトアクセスオブジェクトAPIを利用してファイルストアにもアクセス可能です。

  • レプリケーション

    データセンター内で同期レプリケーションを、災害復旧には非同期レプリケーションをサポートEragure Coding(消失訂正符号)システムに保存された情報を用いてデータ保護を強化し、失われたデータ、または破損したデータを再構築します。

  • Bit-rotの検出

    サイレントコラプション(無兆候データ破損)を検出してデータ資産のインテグリティの保存を促すティアリング(ストレージ階層化)アクセス頻度に基づいて、高速(SSDベース)と低速(HDD)間でデータを自動的に移動させます。

  • セキュリティ

    SSLベースのインフライト(データ移送中)の暗号化機能を持つSELinux強制モードに対応しています。

  • スナップショット

    クラスタ全体のファイルシステムスナップショットを通してデータ保護を確保。ユーザーは容易にファイルの復元を利用できます。

  • 弾力性のあるハッシュアルゴリズム

    メタデータのサーバレイヤーでは、パフォーマンスのボトルネックや単一障害点は解消されない点を回避します。

  • 容易なオンライン管理

    ・Webベースの管理コンソール
    ・LinuxR - 管理者のための強力で直感的なCLI
    ・モニタリング(Nagiosベース)
    ・ダウンタイムなしでストレージ容量を拡張/縮小業界スタンダードなクライアント対応
    ・ファイルベースのアクセスのためのNFSやSMBプロトコル強化された安全性と弾力性のためのNFSv4マルチヘッド対応
    ・オブジェクトアクセスのためのOpenStackR Swift対応
    ・高度に並列化されたアクセスのためのGlusterFSネイティブクライアント
    ・Red Hat EnterpriseVirtualizationとの統合
    ・Red Hat EnterpriseVirtualization Managerコンソールを介した集中管理の可用性、統合されたストレージと仮想インフラストラクチャのストレージの管理
    ・仮想マシンのライブマイグレーション

  • Hadoopとの効果的な統合

    ・HDFS互換ファイルシステムにより、データ移動のオーバーヘッドを解消単一障害点なし
    ・NFSとFUSEベースのデータ統合

仕様
  • ハードウェア仕様(※1台あたり)

    モデル 2Uモデル 4Uモデル
    形状 EIA 2Uラックマウント EIA 4Uラックマウント
    CPU Intel Xeon E5-2620 v4(8コア、20MBキャッシュ、2.1GHz) 2CPU
    メモリ 128GB(DDR4-2133 ECC RDIMM 8GB×16)
    外部ポート LAN 1GbE×2+BMC管理用×1
    USB USB3.0×2ポート(背面)、USB2.0×2ポート(背面2)
    その他 COM(背面)×1、VGA(背面)×1
    IPMI IPMI 2.0 with virtual media over LAN and KVM-over-LAN support ASPEED AST2400 BMC with 10/100/1000Mbps
    BMCハードウェアモニタと通知 マザーボード入力電圧、CPU及びシステム温度監視、ファン監視、PSU出力電力監視等
    および電子メール通知
    Diskコントローラ Avago LSI9300-4i SASコントローラ
    拡張スロット CPU1:2×PCI-E 3.0×8slots(*1)、1×PCI-E 3.0×16slots
    CPU2:1×PCI-E 3.0×8slots(*2)、2×PCI-E 3.0×16slots
    搭載ドライブ数 データ用:12 OS用SSD:2 データ用:36 OS用SSD:2
    ドライブI/F SATA 6Gbps
    電源定格 100-240V、AC50/60Hz
    電源ユニット 920W×2(リダンダント) 1280W×2(リダンダント)
    消費電力 起動時 359W/362VA 880W/894VA
    高負荷時 271W/273VA 457W/458VA
    アイドル時 210W/213VA 401W/402VA
    発熱量(最大) 1292KJ/hr 3168KJ/hr
    エネルギー消費効率 対象外 *3
    動作環境 *4 温度:10~35℃、湿度:20~80%(結露なきこと)
    外形寸法(W×D×Hmm) 437×630×89 437×699×178
    重量(最大) 約34kg 約53kg
    標準添付品 LANケーブル×1、100V用 ACコード×2、ラックマウントキット×1
    • *1 スロットはSASカードで使用
    • *2 OS用ミラーカードで使用
    • *3 プロセッサの複合理論性能が省エネ法で定める適用除外に該当するため省エネ法に基づく表示は対象外です。
    • *4 長期安定稼働のためには温度:20~25℃、湿度:40~60%を推奨します。
  • ソフトウェア仕様

    モデル Cloudy NAS/GLS
    NAS OS RedHat Gluster Storage 3.3
    ファイルシステム XFS
    システム管理 OS標準
    ネットワーク・プロトコル Gluster Native Protocol、CIFS/SMB3.0、NFS v3、v4、v4.1、pNFS
    アカウント管理 ローカルアカウント
    アクティブディレクトリ ○(ドメインコントローラ機能なし)
    ストレージ管理 クオータ管理
    接続可能容量 ライセンス制限なし
    最大共有サイズ 8PB
    最大ノード数 64
    パーミッション XFSパーミッション
    NICチーミング
    クライアント対応OS Windows、Linux
価格表
  • 詳細は営業部までお問い合わせください。

この製品の保証内容
    • ホストEther
      SATAディスク
    • RoHS
OS・その他のFAQ
  • ・製品全般に関するFAQはこちらをご覧ください。

導入事例Case Study