Duo2X
ディザスタリカバリ・データ保護に最適な サーバ向けハードウェアミラー装置
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Duo2X
- 概要
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バッドブロックパトロール(Auto Bad Sector Patrol)機能を搭載し、高密度化されているディスクのバッドブロックをアクセスのないタイミングに自動修復し、データの信頼性を高めます。
- 仕様
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対応OS Solaris 2.6/7/8/9/10(SPARC)、Windoows NT 4.0 SP5以上、Windows 2000、Windows 2003、Windows XP、FreeBSD 4.4R以上、Linuxカーネル2.2.18以上、HP-UX 10.20以上(純正HBA)
※IRIXについてはご相談ください。- 注:次のSCSIカード(HBA)は非対応となります。
- 非対応
- ・SUN純正 X6758A SCSI HBA
- ・SGI純正 Qlogicチップ採用製品
- ・HVD SCSI HBA
- ・narrow SCSI HBA
動作確認済み Linuxディストリビューション ・ SUSE Linux Enterprise Server 9(Novel)
・ Red Hat Linux 7.2/7.3/8/9
・ Red Hat Enterprise Linux AS 2/3
・ Red Hat Enterprise Linux ES 2/3
・ Fedora Core2/3- ※ IAマシンについては、各OSに対応したHBA(SCSIカード)で動作します。
モデル Duo2X 形状 Desktop(EIA 1.5U ハーフラックマウントサイズ) RAIDコントローラ pRAiD4-S80-NTC(Workbit) RAIDレベル 1 キャッシュメモリー容量 16MB キャッシュバッテリ - 外部インターフェース Ultra2 Wide SCSI 外部インターフェース CH数 1(D-Sub 68pin×2) 最大転送速度(理論値) 80MB/s ターミネータ 内部/外部 SCSI ID 0~15 内部インターフェース Ultra DMA66 内部インターフェースモード切替え - 内部ディスク数 2 内部ディスク容量 250GB、400GB 内部ディスク回転数 7200回 修復機能 HDD障害検出時オートリビルド、Bad Block修復 操作キー Buzzer mute 表示機能 制御部 Power、Busy、Attention、Temp Alarm、Fan Fail 表示機能 ディスク部 Power、Access、Fail(2色2発光ダイオードによる1灯式) RAID設定用 I/F リアパネル:RS-232C(D-Sub 9pin) 冷却機能 筐体部:40x15mm軸流式DCファン×2 監視機能 筐体温度、筐体部ファン 電源ユニット 63W×1(SKYNET) 電源コネクタ形状 2極アース付きプラグ 電源電圧・周波数 100~240VAC、50~60Hz 消費電力 38W/54VA エネルギー消費効率(H区分適合) 250GB:0.08、400GB:0.07 発熱量 137KJ ホットスワップ対応 ディスク ディスク挿抜方式 機械的補助機能付き ドアまたはホルダー鍵 - ドア開閉方式 取り外し式 パネル色 シルバーグレー 筐体色 シルバーグレー 動作環境温度 10~35℃ 動作環境湿度 20~80%(ただし結露の無いこと) 外形寸法 224(W)×324(D)×57(H)mm 重量 4Kg 標準添付品 SCSIケーブル×2(WW×1、VW×1)、ターミネータ×1、ACコード×1、RS232Cケーブル×1
- 価格表
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デスクトップSCSIモデル
型番 容量 標準価格 NM250GDUO2X 250GB(250GB×2台RAID-1) 販売終了 NM400GDUO2X 400GB(400GB×2台RAID-1) 販売終了 保守契約
型番 保守内容 標準価格 NO-DUO 初年度オンサイト保守契約 お問い合わせ NOS-DUO 2年目以降オンサイト保守契約(部材費込み) お問い合わせ NS-DUO 2年目以降センドバック保守契約(部材費込み) お問い合わせ 予備ディスク
型番 容量 標準価格 N-AHDR250G 250GB 7200回転 販売終了 N-AHDR400G 400GB 7200回転 販売終了 予備ディスク保管ケース
型番 仕様 標準価格 N-HDCR 予備ディスク保管ケース 販売終了 - 防湿・気圧自動調整弁付。
- 耐衝撃構造で、宅配便発送も可能です。
- ※写真の色または形状と異なる場合があります。
オプション品
型番 仕様 標準価格 DUO2X-RK 19インチラックマウント用トレイ(2台搭載可) 販売終了
- この製品の保証内容
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- ホストSCSI
ATAディスク - グリーン
購入法 - 保証
1年
- ホストSCSI
- ファームウェアアップデート情報
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ファームウェアのリリースに関して
出荷した時点で発見されていなかったソフトウェア上の問題については、発見され次第随時ソフトウェアのバージョンアップという形で修正させていただいております。
なお、このバージョンアップは、お客さま各自で実施していただくか、弊社カスタマー・サポート・センターへセンドバック修理のご依頼いただくかの対応となります。
また、ソフトウェアのバージョンアップに関しましては万全を期しておりますが、万が一のデータ損傷に備え、作業前にはデータバックアップを予め行っていただけるよう、お願い申し上げます。 更新履歴
バージョン 日付 内容 1.19 2003/04/04 Maxtorのドライブへの対応 1.16 ファーストリリース - 注意
ファームアップの際は、現在使用中のDuo2Xのファムバージョンを確認し、1.19より古い場合に1.19へのアップデートを実行してください。1.19より新しいバージョンへのインストールはしないでください。
ファームインストールに失敗すると、Duo2X本体が使用不可になります。
その際はセンドバックでの修理になります。
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- ファームウェアのダウンロード
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最新版のファームウェアをご希望のお客様は、下記のサポート窓口までお問い合わせ下さい。
株式会社ニューテック カスタマー・サポート・センター
Web:サポート依頼フォーム
バージョンアップの方法は、取り扱い説明書にも記載されていますが、細かい手順に沿った内容を下記にてご案内いたします。
- アップグレードの準備
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Duo2Xは、添付のRS-232CケーブルでVT互換ターミナルと接続することで管理することができます。VT互換ターミナルは、パーソナルコンピュータへVT互換ソフトをインストールすることでも実現できます。
(Windows系は"Tera Term Pro"、Solarisはtip、Linuxはminicom、など)
ここでは、パーソナルコンピュータのWindows 2000®上へインストールした"Tera Term Pro"を使って説明しています。
なお、"Tera Term Pro"はインターネット上に公開されているフリーソフトなので利用する場合には、その規則に従い個人責任でダウンロードしてください。また、ここでは"Tera Term Pro"の利用方法を解説していません。
利用方法については、インターネット上には作者のホームページがあるのでご覧下さい。【Tera Term pro】のホームページ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/
Duo2Xとパーソナルコンピュータの接続は、添付のRS-232Cケーブルで行います。コネクタは両方とも9ピンD-Subタイプで、一般にDOS/V互換機タイプとなります。UNIX機をVT端末として使う時は、25ピンD-Sub変換アダプタも添付しているのでご利用ください。
一旦Duo2Xと、Duo2Xを接続しているホストコンピュータの電源を切ります。
RS-232Cの接続が終わったらアップグレードを行うパーソナルコンピュータのVT端末を起動します。
Duo2Xは、その後に電源投入してください。通信速度は38400bpsです。
- 画面の説明 (VT互換端末から接続した場合 )
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VT互換端末から接続した場合、最初に以下の画面が表示されます。各項目の内容は以下の通りです。
この画面で「R」キーを押すと、ミラーリング再構築を開始および停止しますので、誤って押さないようご注意ください。
- ファームウェアアップデートの操作
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TABキーを押し、"Setup Menu"から"5.Firmware Update"を選択した後にEnterキーを押します。以下の画面が表示されるので、Enterキーを押します。
ファームウェアの待機画面になるので、以下のようにメニューを選択します。
以下の画面が表示されるので、ファイルを選択します。Optionは"Checksum"を選択します。
以下のように転送画面が表示されます。100%になると自動的にRAIDが再起動します。