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UNIXベースNASとWindowsベースNASの比較お客様へのNAS関連コラムをご紹介します。

本ページに記載された技術情報は記事が出稿された時期に応じて推奨システムに対する考え方や実現方法が書かれています。
したがって、最新技術でのシステム構築を前提とし、この情報を利用する場合、その記事が時代に沿わない内容となる事もありますので予めご了承ください。

 

UNIXベースNAS

パーミッション

 

UNIXでは、ファイルシステムにてオーナー・グループ・アザーに対し、リード・ライト・実行などのアクセス制限(パーミッション)をかけることができますが、ユーザーA・Bに対して制限を掛けたい場合、オーナーは一人のためA・Bが属するグループに対してアクセス制限を設定する必要があります。

 

XFSファイルシステム

 

SGI社により作られたXFSファイルシステムでは、ACL機能により複数ユーザー・グループに対してのアクセス制限が可能となり、かつ既存UNIXとの互換性も維持されております。このためUNIXベースのNASでは、多くのシステムで使用されています。ただし、リード・ライト・実行の項目は変わりません。

ファイルシステム・サイズに関しても64ビットファイルシステムといっても、実際2tbまでの利用制限がある場合がほとんどです。

 

ジャーナルファイルシステム

 

大容量ファイルシステムでは、システムダウン時にすぐ起動して共有サービスを開始する必要が求められるため、ジャーナル機能は必須になっています。

1tbのファイルシステムでジャーナル機能がないとシステムダウン後の起動に1日かかるといった事になります。ジャーナル機能があれば、起動後サービス開始後でもファイルシステムチェックが走るので、短時間に起動可能です。

 

スナップショット

 

スナップショット機能もOS標準のものは、LVM機能等の付随機能で再起動すると消えてしまうものやバックアップ時に自動で処理されるもの等ありますが、NASでのスナップショットは、その時点のファイルシステム内容を維持して、いつでも以前のファイルにアクセスできるものであり、データ変更や新規アプリのインストールなどの場合、スナップショットの削除もユーザーの判断で可能です。

 

認証

 

Microsoftのアクティブディレクトリ ネイティブモードに対応するには、Samba3.Xが必要で、Samba2.Xでは混在モード(PDC互換モード)のみ可能です。また、NISアカウントを使用してWindowsクライアント認証では、パスワードの暗号方式が異なるためサポートするには独自方式が必要です。LDAP認証サポート品も出始めました。これはSamba3.Xでのサポート効果でしょうか。

 

NFSの互換性

 

現在UNIX OSの種類は数え切れないほどありますが、UNIX間の共有方式NFSに関しても独自部分がOS別にあり、export時にオプションが必要なOSや異機種間での互換性維持には、パッチをあてなければならないもの等あります。Free系PC UNIXでは、比較的互換性が高くSUN以外のメーカー製UNIXの場合、オリジナリティーを出しているようです。

 

rootログイン

 

UNIXベースNASの場合、汎用UNIXか独自UNIXかによって違いがあります。汎用UNIXの場合、rootでログイン可能かどうかによりNASメーカーに依存しない拡張性があるかどうかウイルス対策ソフトは使用可能か等の判断になります。

 

WindowsベースNAS

Windowsでは、NTFSにて複数アカウントの制限が可能になり、現在では下記機能をサポートしています。

 

  • スナップショット機能のシャドウコピー
  • 暗号化ファイルシステム
  • 分散ファイルシステム(DFS)
  • アクセス制限リスト(ACL)
  • 2tb越えのファイルシステムを作成可能
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    以上のように、機能面でUNIXを凌駕しています。

     

    また、他のディレクトリサービスとの統合も比較的易しいです。これはWindowsの普及率の高さによるものでしょう。しかし、欠点として長時間の連続運用はちょっと怖い部分があり、ウイルス開発者の攻撃の的、セキュリティホールが見つかることも多いです。ただ、Windows管理者は、もう対策方法は熟知していることも多いです。 ただ、Windwos管理者は、もう対策方法は熟知している事と思います。Windows環境でWindowsの機能をフルに活用している管理者の管理するNASは「Windwos Powered NAS」が最適です。 GUI操作が基本で、アクティブディレクトリもフル機能が使用可能です。 CALも無制限ついているため、クライアントライセンスの心配もありません。(OSの制限上、インストール不可のMicrosoft製品群があります。また、使用してはいけないサーバ機能もあります。) Windows NASの機能が容易に使えるようになったことにより、更によりよいネットワーク環境が構築され、結果的にWindows NAS シェア拡大につながっております。