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医療系システムメーカー S社様お客様への導入事例をご紹介します。

医療系システムで使用されるEvolutionⅡ Desktop

医療現場はIT化の最前線

病院用医事コンピュータと電子カルテの連携で業務の効率化を実現

「お医者さん」という呼び名から想像されるイメージは様々かと思われますが、とても身近な存在で昔から変わっていないというのが私の勝手なイメージでした。処方箋やレシートはプリンターから出力されたものを渡されますが、バックエンドのシステム化は想像していませんでした。しかし、とても個人的な話ですが我が子を連れて小児科をはじめとする様々な医療機関に行くようになって「そういえば窓口の女性の方は、窓口の業務をスムーズにテキパキとやってるな」「前の患者さんが終わったらすぐに診察してもらえるな」「診察が終わればすぐに会計してもらえるから子供がグズる前に帰れるな」という明らかに自分の感覚とは違う現実に直面しました。予約もインターネット経由で出来たり、待ち時間も携帯のブラウザで確認できたりと至れり尽くせりのサービスを提供する病院もあります。しかも診察が始まれば、「もしかしてこれがニュースで聞いたことのある電子カルテ?」という画面が目の前にあり、「そういえば紙のカルテは読めない言語と図が書いてあるだけだったのに、全部日本語で読めちゃうよ!見ても良いのかな?」と少々ビックリしました。

 

レセプトオンライン請求が始まっていた!

そんな私が“EvolutionⅡ Desktop”を医療系システムに標準採用していただいているメーカーS社様に訪問させていただきました。お話を伺ってまず驚いたのが、レセプトオンライン請求が既に始まっていたことです。レセプトオンライン請求とは、レセプト電算処理システムで作成した請求データ(レセプトデータ)をオンラインで審査支払機関に送るものです。そもそもレセプト電算処理を導入することで、レセプト院内審査業務にかかる労力が今までの目視でのチェックに比べ、大幅に削減を図ることができるという、ITの良いところを具現化するシステムだったのです。それを一歩踏み込んだ形で政府が制度化したのがレセプトオンライン請求ということです。

 

電子カルテってどこが良いの?

序段で私が感想を述べたとおり、昔は「カルテはお医者様の記録」であり、診療に行った本人は見る必要もないし見てはいけないんじゃないかという類の文書であった風潮がありました。しかし、近年の“インフォームド・コンセント”を重視する医療行為により、「可視化」が重要になってきました。そこで登場するのがやはり「IT」です。記録の継続性とそれに伴う統計の手軽さ、グラフ等による見やすさがITの得意分野ですが、実は医療の現場でも必須項目だったのです。

 

医療とITはベストマッチ

様々な制度の要求、それに加えて患者の利便性を満足させるにはもはやITはどうしても必要な物となっています。S社様ではすでに電子カルテとレセコンを販売されており、その中でもEvolutionⅡ Desktopを重要なパーツとして位置づけ、開発段階から様々な仕様要求を出され、その上で製品ラインナップに投入されています。では、なぜEvolutionⅡ Desktopが医療系システムにフィットしたのでしょうか?

 

EvolutionⅡ Desktopが選ばれた理由

●システムが安全に運用できる

機密性、可用性、完全性が要求されるのが医療現場でのデータです。特に可用性に関して、短時間でもシステムが止まってしまうと現場全体が混乱を来すという特殊な事情があります。必然的にストレージにも「止まらないこと」が要求されるのです。S社様システムでは、OS領域及びDB領域をEvolutionⅡ Desktopに導入することで、データ消失の危険性減少、OS起動不可の予防導入することで、データ消失の危険性減少、OS起動不可の予防などのシステムセキュリティ対策を行っています。EvolutionⅡ Desktopは、RAID5およびニューテック独自のバッドブロックマネージメントにより、記録されたデータの可用性・完全性をSATA RAIDとして可能なレベルとして最大限提供しています。また、以下のような医療システムにも対応可能な製品化を行っています。

 

可用性を向上する独自のシステム
 

●静粛性

医療現場は静粛性を強く要求されるのが常です。特に電子カルテは患者とのコミュニケーションや診療を行いながら使用するシステムなので、雑音は厳禁です。EvolutionⅡ Desktopは大口径ファンによる騒音レベルの低下に加え、人間が耳障りと感じないようなチューニングを加えた製品化をしております。現場レベルではデスクトップPCより静かであるとの評価を頂いています。

 

●コンパクトであること

S社様システムでは限られたデスクスペースを有効に利用するため、デスクトップPCや省スペースサーバをシステムの中核としています。そのためストレージの大きさも限定されますが、EvolutionⅡ Desktopは130(W)×290(D)×224(H)mmというコンパクトな筐体によりデスクサイドに設置しても邪魔になりません。

 

●メンテナンス性

国内メーカーであるニューテックが製品化をお手伝いすることによって、メンテナンスの容易さとサポート体制の充実を提供しています。

 

ニューテックではこのような特定用途向けストレージをOEMとしてご提供しておりますが、今後も様々な分野へのチャレンジをしてまいります。

 

(2008/11/11)

 

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