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NAB Showイベントレビュー

2016月5月16日

 

例年4月中旬に米国 LasVegasにおいて開催されるNAB Show(放送関係機材、企業による展示とセミナー http://www.nabshow.org/ )のうち、展示会部分について視察を行って参りました。

 

昔の一等地だったCenter Hall手前には、Canon, Panasonic, JVC/Kenwood, Fuji Filmが、ホール一番奥にはSONYがブースを構えており、日本企業が依然としてがんばっています。この中で一番「先を走っている」感じを明確にしたのがCanonブースで、撮影から印刷、表示までCanon製品で通した8Kを前面に打ち出しています。
米国を始めとした映像(特に映画関係)市場では4Kが当たり前の状態ですが、8Kはデータ帯域が4Kよりも格段と多くなり、実用できるのか?と言う雰囲気もあるのが現実です。この中で、他社に先駆けて8Kを打ち出した同社の宣伝戦略はかなりの効果があったと思われます。こちらのホールにはカメラメーカーも多く、今年のキーはHDR(高ダイナミックレンジ)化となっています。

 

映像がデジタル化に移行した2000年前後から、NAB Showの主役は(新しくできた)South Hall Lower Levelに移っていることは否定できません。こちらには映像関係の業界にいらっしゃる皆さんおなじみの編集系、機材のメーカーが競い合い、非常に熱気が感じられます。
当社のビジネス領域であるストレージ関係はSouth Hall Lower Levelに集中しており、Thunderbolt3の製品が今年の中心となっています。PCに直結する小型RAID装置からクラスタ型のストレージまで多種多様な展示と共に、Microsoft、Amazonがクラウドをテーマにしたブースを構えています。
ハードウェアの階層を扱えるストレージ製品の中には、SSD-> HDD -> LTO -> Cloudの階層を取るものも多くなっています。LTOに関してはLTO7製品が随所に見られるか?と期待していた面もありますが、残念ながら今年のNAB Showには間に合わなかった感があります。

 

余談ですが、今回かなりの面積を取っているのはヘリコプタ、ドローン、バギーと言ったリモコン機材メーカーでした。手のひらサイズの小型カメラ搭載から、Panasonic、Canonの動画撮影ができる一眼レフを搭載する中型機、Redのデジタルシネマカメラを搭載できる大型機まで多種多様の戦国時代を呈しています。

 

当社とパートナーとなっているPromise Technology社はミーティングルームにて限定公開の展示を行っていました。

 

・SANLink3
従来製品SANLink2の次モデルSANLink3は形状が2種類になっています。
RJ45 10GbE 1portモデルは市場の声を受け入れ、かなり小型化されています。
FC 16Gモデルは従来のSANLink2と同じケースを使用しています。
コネクタ形状の違いから、SANLink3はSANLink2の上位互換とはならず、当分2と3は並走することになります。

SANLink3
 
SANLink3
 
・Pegasus3
見た目ではモデル名のシルク印刷意外全く変わりませんが、Thunderbolt3にインターフェースを変更したことで、転送能力に余裕ができています。会場ではRAID0で1100BM/sのR/Wデモを行っていました。

Pegasus3
 
・VTrak A-Class
大型のエンタープライズ製品であるVtrak A-Classはファイバチャネルが8Gから16Gに進化しており、これまで以上の性能を引き出すことが可能になっています。

VTrak A-Class