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株式会社ポニーキャニオンエンタープライズ
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-NASによるSANの置換えで効率化とコスト削減-


株式会社ポニーキャニオンエンタープライズ音楽、映像を始めとするエンターテイメント業界において、Blu-Lay/DVDオーサリング、ポストプロダクション、アッセンブル、プリントまで広く手がけている株式会社ポニーキャニオンエンタープライズ様では、ファイバーチャネルRAID装置と強力なサーバを多数用い、SAN(ストレージ・エリア。ネットワーク)共有環境で構成したクラスタ型業務用Blu-Layエンコードシステムを運用されていました。導入からの年数経過により、ハードウェアの保守メンテナンスが難しくなったこと、性能面と容量効率の面で現行ストレージ製品と比べた場合に旧式化が否めないこと、大量の機材を使用しているための電力コスト、排熱とスペースの問題が顕在化してきたことなどから機材の更新を検討されていました。

今回この実習環境の機材更新に伴い、設計、施工を担当した東通産業株式会社様では、新規のストレージ機材としてニューテックが提供する高性能NAS CloudyII Plusを使用し、当社が提唱する「NASによるSANの置換え」提案を評価され、ご採用いただきました。

今回ご採用いただいたCloudyII Plus構成は、拡張を行うことでNAS内部で最高4GB/secのI/O性能を持ち、Read操作でもWrite操作でも同等の性能を発揮、さらにランダムアクセス性能を従来のHDDベースRAID装置に比べ大幅に引き上げています。また、全域にわたり均一な性能を得られること、従来ファイルシステムを使い込んだ場合に発生していたフラグメンテーションへの自己対処機能を持たせることで、長期にわたり映像製作用途に使用する要求に耐えられる装置となっています。

CloudyII Plus通信経路帯域で見ると、従来のSAN共有構成が4Gbpsファイバーチャネルベースで構成されていたものを、10Gbps Ethernetに変更することで、通信経路の帯域を2.5倍に引き上げました。帯域のみならず、ストレージ側の性能を従来比大幅に引き上げたため、広がったI/Oネットワーク帯域をほぼ使い切ることが可能で、ストレージ部分の性能は数倍に引き上げる結果となりました。 今回の事例は、まさに当社の提唱する「NASによるSANの置換え」の効果が最も得られたケースのひとつとなっており、現在でもよく聞かれる「NASでは映像製作は不利」「HDDでは性能が出ない」という誤った理解の対極に位置する実績になっています。

共有環境をNAS化した効果は他にもあります。SANでは共有環境を管理するためにミドルウェアが必要で、共有環境を使用できるクライアントは契約したライセンス数で制限されていました。今回ファイバーチャネル+SANの構成を一般的なNASによる共有に切り替えたことで、同じネットワーク上につながるクライアントマシン全ての参加が可能になっています。SANをやめたことで、このミドルウェアライセンスの維持コストもカットしています。

運用コストと省スペースの観点からも大幅な改善効果が得られています。これまではラック2本をほぼ使い切っていた大量のRAID装置とサーバ群は、それ自身の消費する電力コストのみならず、排熱への対処として冷房に使用する電力コストを維持し続ける必要がありました。 今回のシステム再編により、RAID装置は台数を大幅に減らすことができ、合わせてサーバ側も入れ替えたため、機材量は概ね半分程度まで削減できています。また各機器間の敷設配線に関しても、従来のネットワーク+ファイバーチャネル2系統が必要であったものが10Gbps Ethernetに集約することができました。機材数を減らしたこと、ファイバーチャネルスイッチの廃止、ネットワークスイッチの集約化によってもたらされた省スペース、システムのシンプル化の効果も大きく得ることができました。

構成図

ニューテックは「NASによるSANの置き換え」を提案いたします

ファイバーチャネルに比べはるかに広帯域の高速ネットワークとそれに耐えられる性能を持ったNAS H/W、共有機能を大幅に強化したOSを組み合わせることで、構成のシンプル化、ランニングコストの大幅低減、メンテナンス性の向上を図ることができます。既存の4G/8G FCベースで構成されたSAN環境のリプレースにあたり、ぜひご検討ください。NASでの置き換えでコストダウンと、生産性向上を同時に果たせたユーザー様が増えています。

NASによるSANの置き換え

CloudyIIからCloudyIIIへ

CloudyIII今回ご採用いただいたCloudyII Plus はさらに進化を遂げ、CloudyIIIPlus として提供中です。CloudyIII Plus は単独ユニットでRead:4GB/s、Write:3.5GB/s弱の性能を発揮し、非圧縮4K帯域の内部性能へと進化しました。 データは映像ファイルとしてストレージ上に置かれますので、SDI信号のレートがそのままディスクとのI/Oレートにはなりません。従って映像用ストレージはSDI信号レートより高いI/O性能を持つ必要があります。映像分野でよく使われるDPX連番ファイルであると、ディスク装置とのI/Oは4K 12bit 4:4:4 60pの場合3GB/s弱の帯域が必要となりますが、CloudyIII Plusではこれもクリアしています。 InterBEE 2015ではCloudyIII PlusをベースにSI様向けアプライアンスベースとして構成したCloudyIII APを使い、非圧縮4K/60p映像の再生デモ行いました。3日間の会期中、フレーム落ちゼロを達成いたしました。

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