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ストレージ動向(注目されるIDE-RAIDとオプティカルデバイス)お客様へのRAID関連コラムをご紹介します。

本ページに記載された技術情報は記事が出稿された時期に応じて推奨システムに対する考え方や実現方法が書かれています。
したがって、最新技術でのシステム構築を前提とし、この情報を利用する場合、その記事が時代に沿わない内容となる事もありますので予めご了承ください。

 

単にストレージとは言っても、その定義は広く、データを蓄える機器の総称として使われています。現在では、様々なデバイスがリリースされています。特に、昨今では、ILM(Information Lifecycle Management)といって、データのアクセス頻度(利用頻度)に応じて、データを配置する考え方が増えてきています。アクセス頻度の高いデータは、高価でも高速アクセス可能なプライマリーディスク(シリコンディスクやFC-RAID)に、アクセス頻度の低下に伴い、セカンダリーディスク(IDE-RAID)、オプティカル・ディスク(UDOライブラリ)、テープ・ライブラリ(Ultrium/SuperDLTライブラリなどは、メディア単価は安いものの、装置にかかる初期投資が大きい)といった順にギガバイト単価の安いメディアへとスライドされます。これらを統合管理するHSM:Hierarchical Storage Management(階層型ストレージ管理)ソフトも注目を浴びています。また、コンプライアンス(法令遵守)の影響からデータアーカイブが注目されています。特にダイレクトアクセスが容易なオプティカル・ディスクが高価なストレージの2次媒体目的に、もしくは、中規模システムの主媒体として注目されます。ニューテックではこれらの製品も提供し、お客様のデータ資産の保護に力を注ぎます。

 

(2004年11月掲載)