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コラム: バックアップ

テープドライブに対する誤解

システム構成によってはSuperDLTやLTOなどの高速テープ装置の性能を充分に発揮することが出来ません。これは、CPU、メモリ及びデータ出力の処理能力などのハード要因とUNIX標準コマンドなどのソフト要因に依存します。

UNIXでよく使用される"tar"コマンドや"dump"コマンドでは2〜9MB/sec程度のバックアップ速度しか発揮できないケースが多くあります。これはOS標準のコマンドが、他のアプリケーションの運用を阻害せず、必要最小限のリソースで機能が果たせるよう、非常にコンパクトにプログラムされているためです。つまり、どんな少ないメモリでかつ処理性能が非力の旧式のコンピュータであっても、そのOSがサポートする限り、そのコマンドが動作することの方が重視されているのです。

これに対しバックアップソフトは、アプリケーションソフトとして機能するため、そのシステム要件にあわせた、パフォーマンスと機能実現が優先されます。処理を高速に行うためにメモリを多く使ったキャッシングや、モジュール化したタスクによるパイプラインでの最適化が行われています。

CPUやメモリに負担をかけないDOSベースのバックアップソフトウェアでは、SDLT、LTOともに装置のハードスペックを満たす結果となりました。

SDLT:22MB/sec

LTO:32MB/sec

・測定機器スペック: CPU= セレロン 600MHz 、mem=256MB

システム構築時にボトルネックを抽出して最適なハードウェア選定を行うためには、読み込みの処理速度を測定し、そこがオーバーヘッドになることを認識しておく必要があります。

これらの条件を認識した上で、シングルドライブに対してもバックアップソフトウェアを使用することは有効です。

SUN Ultra5[CPU=270MHz、mem=64MB、Solaris8]

  SDLTバックアップ速度 LTOバックアップ速度
tarコマンド 9.3MB/sec 8.5MB/sec
ufsdumpコマンド 2.7MB/sec 2.4MB/sec
NetVault(バックアップソフト) 10.8MB/sec 10.8MB/sec

※読み込み速度:17MB/sec

PC Server[CPU=PIII550MHz、mem=256MB、Windows2000]

BackupExec(バックアップソフト) 14.0MB/sec 13.0MB/sec
NetVault(バックアップソフト) 14.0MB/sec 13.0MB/sec

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