2007/10/10

ニューテック新型ストレージ「AQULIA」を販売開始

− 10Gイーサネットに対応したiSCSIインターフェイスで成長市場に参入 −

株式会社ニューテック(本社:東京都港区、代表取締役社長:笠原 康人、以下ニューテック)は、10月10日より新製品であるストレージ装置「AQULIA(アクリアと発音)」の販売を開始いたします。


AQULIAはホストインターフェイスとしてiSCSIを採用した新世代のストレージ製品です。19インチラック3Uの筐体に15台のSATAハードディスクを搭載し、最大15TB(テラバイト)の記憶容量を提供します。ホストインターフェイスには最新規格である10ギガビットイーサネット(以下10GbEとします)あるいは1ギガビットイーサネット(以下GbEとします)を8チャンネル装備し、高速なデータ転送に対応します。コントローラには米国iStor社が開発したASICであるiSNP8008を採用し、同ASICに内蔵された12個のCPU及びハードウエアでネットワーク処理を行うことで、iSCSIのストレージとしては非凡な高性能を実現しています。また、ソフトウエアは標準でWEBベースでの構成管理機能の他、ストレージ仮想化の機能も備え、ユーザーの使い易さに配慮が行き届いています。


現在主流となっているストレージ製品はサーバーに接続する際にSAN(Storage Area Network)と称するネットワーク構成を行うことが一般的です。従来SANにはファイバチャネルと呼ばれる接続方法が使用されてきました。ファイバチャネルを構成する部品が高価なことと熟知した技術者の不足から、高止まりしていたSANの導入コストを削減する接続手法として提唱されたのがiSCSIです。iSCSIではファイバチャネルに比較してコストが安く技術者も豊富なイーサネット(通常のオフィスLANに使用されるネットワーク規格)を使用してSANを構成できることから、普及が期待されてきました。しかし、ユーザーにおける新技術採用への躊躇、ファイバチャネルに比較して転送速度が1/4に留まるGbEを使用していることなどから今までiSCSIの普及は進んでいませんでした。
ところが最近になり、iSCSIのドライバがWindowsなどのOSで標準サポートされるようになり、より高速なイーサネットである10GbEの価格が低下してきたことなどから、iSCSIの普及が始まり、今後急速に市場が拡大していくものと期待されています。なお、IT市場の調査会社であるIDC Japanによると、2006年から2011年までの6年間における国内ローエンド(500万円以下)iSCSIストレージ市場の年平均成長率は172.9%と予想されています。


iSCSIストレージ製品の販売にはストレージの知識とネットワークの知識の両方が必要とされます。国内有数のストレージベンダであると同時に、NAS(Network Attached Storage)製品でもローエンド市場では国内有数の実績を持ち、ネットワーク関連の構築及びユーザーサポートには定評があるニューテックはiSCSI製品を販売するに最適なポジションに位置するものと自負しております。


出典:IDC Japan, 5/2007 「国内ディスクストレージシステム市場 2006年の分析と2007年〜2011年の予測」(J7400304)


AQULIAの販路としては、高性能・大容量を必要とする大学及び研究機関等への販売、大手サーバーベンダー経由での販売、ネットマークスをはじめとするネットワーク機器販売会社との協業、並びに、高速なiSCSIインターフェイスを持つAQULIAと組み合わせることによって高度な付加価値を提供できるソリューション(ファイル共有、ビデオ編集、バックアップ等)提供会社との協業を進めていきます。また、AQULIAのアクセサリーとして、10GbEのネットワークアダプタ、スイッチ、ケーブルなどの品揃えを充実させることでビジネスの相乗効果を狙います。


ニューテックは今後も継続してiSCSI製品の拡充を行います。2008年の夏までにはAQULIAの上位機種(仮称AQULIA-II)を発売する予定です。AQULIA-IIでは二重化コントローラ、拡張筐体及びスピードと信頼性に優れるSASハードディスクなどがサポートされ、よりミッションクリティカルな用途への展開も図ります。


AQULIAの主な仕様は以下のとおりです。


- ハードウエア仕様
外形:EIA 3U ラックマウント型 430 (W) x 558 (D) x 132 (H)
電源: 2+1 冗長化電源 (電源ケーブルは3本) 90-264V / 47-63 Hz
搭載HDD: 3.5インチSATA 7200RPM HDD x 15台
HDD容量: 250GB, 500GB, 750GB, 1000GB


(コントローラ部分)
使用チップ: ASIC iSNP8008(米国iStor社製)
キャッシュメモリー: DDR-II 2GB ECC (オプションで4GBにも対応)
コントローラ構成:シングルコントローラ
ホストインターフェイス: 1Gb Ethernet x 8 又は 10Gb Ethernet x 1
マネージメントインターフェイス: 10/100BASE-T
HDDインターフェイス: SATA-II 3Gb x 15


- ソフトウエア仕様 (RAID部分)
RAIDレベル: 0/1/10/5/6 (RAID-6は新ファームウェアにて対応予定)
RAID機能: 1024仮想ボリューム、オンライン拡張、RAIDレベルマイグレーション、マイクロリビルド等
(iSCSI部分)
マルチパス: LAG(802.3ad), MC/S, MPIO
ジャンボフレーム: 4KB (1Gの場合)、 9KB (10Gの場合)
セキュリティー: CHAP認証、SSL、ACL


- 対応O/S
Windows : Vista, Windows Server 2003, Windows XP Pro, Windows 2000 Advanced Server
LINUX: Red Hat 7.3, Red Hat Enterprise AS 4, SuSE Professional 9.3, SuSE Enterprise Server 10.1 & 10.2
その他: Sun Solaris 10, (VMWARE) ESX Server 3.0.1など


上記以外の対応OS、レビジョン及び仕様の詳細に関しては、弊社までご確認ください。


■出荷開始日
2007年11月下旬


■標準価格


製品型番 仕様 標準保守 標準価格
NAQ250G15SA/N108 250GB SATA HDD×15 / GbE×8 1年間センドバック
\1,340,000
NAQ500G15SA/N108 500GB SATA HDD×15 / GbE×8 1年間センドバック
\1,460,000
NAQ750G15SA/N108 750GB SATA HDD×15 / GbE×8 1年間センドバック
\1,820,000
NAQ1T15SA/N108 1000GB SATA HDD×15 / GbE×8 1年間センドバック
\2,530,000
NAQ250G15SA/G10 250GB SATA HDD×15 / 10GbE×1 3年間平日オンサイト
オープン価格
NAQ500G15SA/G10 500GB SATA HDD×15 / 10GbE×1 3年間平日オンサイト
オープン価格
NAQ750G15SA/G10 750GB SATA HDD×15 / 10GbE×1 3年間平日オンサイト
オープン価格
NAQ1T15SA/G10 1000GB SATA HDD×15 / 10GbE×1 3年間平日オンサイト
オープン価格

注:キャッシュメモリーの容量は全て2GBです。


記載されている会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。 ニュースリリースの情報は、発表日時点のものです。その後、予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。


AQULIA

本製品に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
お客様:株式会社ニューテック 
TEL: 03-5777-0852
E-mail: sales@newtech.co.jp
報道関係様:E-mail: ad@newtech.co.jp

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